未来の街をデザインせよ!卒業生と挑む「3DCGプロジェクト」始動!
2学期が始まり、普通科1年生の「探究活動」もいよいよ本格化しています!
数ある探究活動のグループの中でも、今年は特に挑戦的なプロジェクトが始動しています。 それは、プロのクリエイターとコラボし、3DCGで「未来の南さつま市の建物」をデザインするプロジェクトです。
IDENCEとタッグを組む、本格的な学び

今回コラボしてくださるのは、9月にも講演いただいた株式会社IDENCEに所属する加藤さんです。
▼9月の講演の様子はこちらから
探究活動では再度加藤さんにも来校いただき、プロも使用する3DCGソフト「Blender」などにも挑戦をしました。
オンラインなども活用し、探究の時間で適宜、加藤さんからアドバイスをもらいながら活動をしています。
テーマは「ただ作る」だけじゃない

しかし、この活動はただ3DCGを作るだけではありません。 生徒たちに与えられたミッションは、「移転が決まった南薩地域振興局の跡地を、どう活用すべきか?」という、非常に現実的な地域課題の解決です。
この探究で目指すのは「この場所が、南さつま市にとってどんな役割を担うべきか?」「どうすれば市民にもっと親しまれる場所になるか?」 という問いをコンセプトから真剣に考え、その“理想の姿”をバーチャル空間に創造することです。
プロジェクト始動!市の職員も来校!

活動の第1回目となった先日、まずは南さつま市役所の職員の方にお越しいただき、「南さつま市の現状と未来」について貴重なお話を伺いました。自分たちの住む街のリアルな課題について知ることが、スタートラインです。
その後、IDENCEの加藤さんからもプロの視点でアドバイスをいただきながら、生徒たちはさっそくチーム分けを行いました。

建物のコンセプトを練る「2Dコンセプト班」や、街に建てる上で必要な法律について調べたり、建物の中の配置などを考える「設計班」、そしてそれを形にする「3Dモデリング班」などそれぞれの得意分野で役割を分担し、“未来の南さつま市”をバーチャル空間に作り上げている真っ最中です!
生徒たちの若い感性と、最先端のデジタル技術が出会って、一体どんな未来が描かれるのでしょうか。 今後の活動の成果発表が、今からとても楽しみです!

