認知症フォーラムに参加しました

1月28日に南さつま市で認知症フォーラムが開催され、本校の看護学科基礎課程の生徒が参加しました。

南さつま市飛びたて高校生事業の活動の一貫で、認知症について1月14日に認知症サポーター養成講座を受講しました。
今回のフォーラムでは養成講座で学んだことを発表しました。

サポーター養成講座を受けて 感想

看護の授業を受けた時は認知症の原因や一般的な症状を学びましたが、今回の講座を受けて、認知症について表面上のことしか知らなかったのだと気づきました。
認知症高齢者の自立度を全国と南さつま市と比べた時に自立している人が少なく、重度・介護が必要な方の割合が多い現状を知りました。また、認知症によって生じている行方不明、高齢者ドライバーによる事故、詐欺被害など社会問題についても改めて考えさせられました。
認知症の症状においても加齢だけでなく、環境や心理的な側面も深く関わっていて、改善に繋がることもあると学びました。
認知症だからといって遠ざけたりせず、先入観を捨てて接することが、住みやすく生きやすい町にしていけるのではないだろうかと考えます。
次は私たちが、学んだ正しい知識を次の社会を担う若い世代に広く伝えていきたいと思います。