7/11 土曜登校日の取り組みについて

本日は登校日です。

普通科文理コース・特進コースⅠ類においては今日の放課後と明日に実施される模擬試験の過去問題演習が行われました。

特に、1年生は初めての校外模試となります。入学以来、放課後の補習に取り組んで来た成果を発揮して欲しいものです。

メディカルシステム科においては、授業が行われ、各学年に応じた専門知識を身に付けました。

また、総合福祉科では施設の方による講話が行われました。

社会福祉法人常磐会より、施設長・事務局長とともに、2名の本校卒業生職員をお招きし、『知的障害のある方への支援』について講話を聞き、施設で働くやりがいや喜びについて話をしてくれました。質疑応答もあり、充実した時間を過ごす事ができました。

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看護学科基礎課程では、土曜日に「共通テスト」と「ピア・エデュケーション」という取り組みをしています。

共通テストは看護学科の基礎課程から専門課程までの生徒全員が受けるテストで、看護師国家試験の必修問題に準じた内容のテストです。採点後、各クラスごとに平均点が出され基礎課程では、各学年1位と基礎課程全体の1位のクラスに表彰と金メダルの授与があります。

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看護師国家試験の必修問題は8割の点数をとらないといけません。基礎課程では1年:5割、2年:6割、3年:7割を目標としています。今日は第2回の共通テストでした。さあ、何組が1位になるでしょう? 

ピア・エデュケーションのピア(peer)とは「年齢・能力などが同等の人、仲間、同じ専門分野の人」といった意味があります。通常の授業では先生が教える形がほとんどですが、ピア・エデュケーションでは、同じ看護師という目標を持つ仲間がお互いに教え合うという方法で学習を進めます。基礎課程では平成25年度から土曜日のピア・エデュケーションを始め、今年度で3年目になります。

基礎課程の1・2・3年生が1~2名ずつ計5~6名のグループをつくり、2・3年生が解剖生理について1年生に教え、小テストをして確認する、という流れをとっています。はじめはお互い緊張している様子でしたが、上級生が下級生に、優しく、時には笑わせながら丁寧に教えています。学年・年齢という枠をこえたこの活動は学習効果だけでなく、看護師に必要な人とのかかわりやコミュニケーションにも役立っていくのではと期待しています。

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他にも、専門課程の先輩方が専門課程の生徒に、実習前のオリエンテーションや実技練習をしてもらう機会もあります。

この取り組みが、1000名をこえる看護師の卵達全員の夢実現につながることを祈っています。

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